教育機関向け活用例

環境を整える

easy-threeを使い始めるには、まず適切な環境を整える必要があります。このセクションでは、そのための手順を分かりやすく解説します。

1. 必要なソフトをインストールする

easy-threeを使うためには、以下のソフトウェアが必要です。

  • ブラウザ (Google Chrome、Firefox、Safariなど)
  • テキストエディタ (VSCode、Sublime Text、Atomなど)

おそらく、すでにこれらのソフトウェアをインストールしていることでしょう。
もし未インストールの場合は、公式サイトからダウンロードしてインストールしてください。

おすすめは以下のブラウザとエディタです。

2. ローカルサーバの準備

easy-threeをより一層活用するには、簡単なローカルサーバを準備することをおすすめします
ローカルサーバを使うことで、画像や3Dモデルなどを用いて、より本格的なコンテンツを作成できます。

以下のいずれかの方法でローカルサーバを準備してください。

VSCodeがある場合

VSCodeが使える場合、拡張機能「Live Server」を使って簡単にローカルサーバを立ち上げることができます。

プログラミングから確認までをスムーズに行うことができるため、VSCodeを利用することが特にオススメです。

  1. VSCodeの拡張機能「Live Server」をインストールします。
  2. プロジェクトのフォルダをVSCodeで開きます。
  3. 右下の「Go Live」ボタンをクリックすると、ローカルサーバが起動します。

サーバが起動すると、自動的にブラウザでプロジェクトが開きます。デフォルトでは、http://127.0.0.1:5500 でプロジェクトを確認できます。

Pythonが使える場合

PC自体にPythonがインストールされている場合(Google Colab は不可です)は、簡単にローカルサーバを立ち上げることができます。

コマンドプロンプトやターミナルを開き、プロジェクトのディレクトリに移動し、 以下のコマンドをターミナルで実行してください。

python -m http.server

コマンドを実行すると、現在のディレクトリがローカルサーバとして提供されます。
ブラウザで http://localhost:8000 を開き、プロジェクトを確認してください。

どちらもない場合

VSCodeをインストールするのが最もオススメですが、Node.jsを使ってローカルサーバを立ち上げる方法もあります。

  • Node.js をインストールしてください。
    Node.jsは公式サイト(https://nodejs.org/)からダウンロードできます。
  • 簡単なローカルサーバを立ち上げるには、以下のコマンドを使用します。
    npx serve
    このコマンドを実行すると、現在のディレクトリをローカルサーバとして提供できます。

ローカルサーバを起動した後、ブラウザで http://localhost:3000 を開き、プロジェクトを確認してください。